グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



トップ >  イベントレポート >  2020年 11・12月 【BiViキャン公開講座】「なぜ、静岡茶は日本一になれたか、その理由と将来像を考える」を開催しました

2020年 11・12月 【BiViキャン公開講座】「なぜ、静岡茶は日本一になれたか、その理由と将来像を考える」を開催しました


今年度【BiViキャン】公開講座は藤枝市「生きがい創出事業」として開催しております。

講師
静岡産業大学 総合研究所
客員研究員 中村 羊一郎

 11月21日(土)【BiViキャン公開講座】は、静岡産業大学総合研究所中村羊一郎客員研究員を講師に「なぜ、静岡茶は日本一になれたのか、その理由と将来像を考える」講座を開催しました。

 今、普通に急須を使って飲んでいる煎茶は、実は江戸時代中頃に宇治で確立された製法によるものです。では、その前はどんなお茶だったのか、また、静岡は、なぜ、お茶王国になれたのか、様々な視点からお茶の歴史を振り返り、これからの日本茶のありかた等について講演し、29名の参加者が熱心に耳を傾けました。

 以下は、講演内容の一部です。
・お茶の色は何色か?お茶の色の由来は、愛知県設楽郡の柴茶に見る事が出来る。
・江戸時代、駿河茶・安倍茶・足久保茶が有名であり、西鶴や芭蕉も認識していた。
・江戸幕府崩壊後、牧之原の開墾がすすみ、明治以降、手もみ製茶技術の改良とともに機械化が進展し、
 当時特許出願数は静岡が群を抜いていた。
・1980年と2018年との比較では、健康志向により中国が右肩上がりの生産量で18万t→177万tと
 大幅に増加しているのに対し、日本は10万t→8万tと減少している。
・団体戦なら、日本茶ブランドを確立しての日本全体の統一戦略が不可欠であり、個人戦なら、消費者と
 生産者が直結する戦略が大事。

 参加者からは次の言葉が寄せられました。
・身近な「静岡のお茶」の歴史のお話で興味深く、また大変分かり易かった。
・藤枝にも、大茶樹や歴史建築物など他に誇れる素晴らしいものがあると知った。
・お茶を中心に、歴史・海外のことなど幅広いお話を伺えた。
・茶の歴史、今後の展開のあり方等、大変勉強になるヒントをいただいた。
・「お茶しない?」が交流の入口になるワードであることを再認識した。
☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯☯
 次回以降【BiViキャン公開講座】ご案内

日時 2020年12月 6日(日) 13:30~15:30
タイトル オンラインツール「Zoom」ホスト(主催者)講座!
講師 藤枝音速パソコン教室 主宰 石上 早苗氏 
定員 お申込多数で三密回避のため締切とさせていただきました


日時 2020年12月18日(金) 13:30~15:00
タイトル 旧幕府関係の人々を通してみる渋沢 栄一
講師 渋沢史料館 副館長 桑原 功一氏 
定員 30名(先着順)   参加料  1,000円  申込受付中

  お申込はこちらからできます 
 クリック→  ホームページ申込フォーム
  皆様のお申込お待ちしております

12月6日 担当講師
藤枝音速パソコン講座
主宰 石上 早苗氏

12月18日 担当講師
渋沢史料館
副館長 桑原 功一氏